長女は、基礎学力はあったので入塾後、メキメキと成績が上がった娘は塾から地域で有名な進学高校を
勧められました。迷った末にその高校を受験しみごと合格しました。
しかし、、入学後1年間は楽しい高校生活だったと思いますがクラスが変わって2年生になった時から娘の高校生活が
心配でいっぱいな日々になりました。
負けず嫌いで頑張り屋さんの娘は勉強はしっかりしていましたが、運動部には所属せず、控えめな文化部に入っていたので
クラブの友人、という存在が圧倒的に少なかったのです・・クラス替えのクラスが運動部の子たちが集まったクラスでした。
しかもある特定のクラブが多いという。。
娘は小さい頃から人見知りであったので娘にも問題はあったと思いますが、、私としては自分たちだけがよければ他ほどうでもいいと
いう他人に無関心な子供たちも多かったのかなと感じています。
結局、知り合いのいない娘ともう一人の女子Bちゃんが浮いていました。そのこと仲良くすればいいのでは?と思ったのですが結局娘は誰とも打ち解けることが出来ないままの2年生でした。その間、ストレスのせいか、突発性難聴を繰り返していたし、卒業旅行も欠席しました。
娘だけが打ち解けられないのが娘のほうに多くの比重があるのかもと思っていたことが一転した出来事がありました。
こども同士はさほど打ち解けてなかったけれど、もう一人、クラスで浮いているというか打ち解けられていない女子Bちゃんが修学旅行に行っていたようなんですが、後から聞いた話、Bちゃんは途中で具合が悪くなり、行方不明になったのです。
結局Bちゃんは見つかったのですが、誰もBちゃんを気にかけなかったの??と怒りを覚えました。
自分たちさえよければ他はどうでもいい、娘にも原因はあるだろうけど、クラスもクラスなんだなと思いました。
超がつく進学校ってみんなすごい優秀なんだけれども、ちょっと闇を抱えてる?というか人間的にどうなん?その発言みたいな子も多かったようです。もちろん、とても優秀で性格もっていう人もいるのだけれども。得てしてこれまでトップ独走の子たちが集まった世界は
痛みが分からない子(自分が出来ることをなぜできない?と理解、寛容さがない、、)今まで優秀層にいたプライドを捨てられず苦しむ子、
色んなこがいる高校でしたが卒業アルバムに担任の先生がお手紙を挟んでいたのが印象的でした。
あなたたちは将来リーダーとなっていく、才能も有り、努力もできる。だけどみんな自分と同じような環境、能力でない、だから、自分と同じことが出来ない人たちを卑下してはいけない、それはリーダーではない、等々
担任の先生も感じていたのだと思います。思いやりに欠ける闇があることを。
不登校寸前の娘には毎日、学校なんてどうにでもなるから嫌だったら行かなくてもいいし、この学校だけがあなたの世界じゃないよ
人生でこうでなければならないことなんて、ひとつもない、何度も何度もいいました。
今は通信制の高校もあるし、高校にこだわる必要なんてなんにもないと思います・・
周囲からはすごいねと言われる高校は娘には色んな考え方方向性がそぐわなかったため辛い高校生活になってしまいました。
しかし娘は負けず嫌い、その悔しい思いを勉強にぶつけていたのだと思います。卒業するときは上位で卒業しました。
そして現役で京大合格を勝ち取りました。
もう、娘はあの高校へいかないくていいと思うとほっとした卒業でした。